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Dec 27, 2011
@ 11:38
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水俣病問題については、症例が発覚してから原告勝訴判決が出るまで15年の時間を要したが、解決の糸口は、二つの社会(共同社会と国家という社会)が結びついたことにあった。本書より引用する。

患者たちの小さなコミュニティは内部においてはその性格をそのまま維持しながら、外部の社会へとつながっていくことができたのである。
ここで外部との繋ぎ役として担い手となったのが谷川雁や石牟礼道子らの言論集団『サークル村』であった。
強固な団結と持続性をもつコミュニティと、外部に向けての開かれた情報発信力をもつ公共圏が結びついたことで、水俣の運動はわが国では例外的な永続性と広がりをもつ運動体になることができた。
この内と外の関係性は、一つの閉じた社会的ネットワーク(MixiやFacebookなど)とインターネットの世界、企業の内と外の関係性においても同様のことが言えるかもしれないが、まだ現時点で十分咀嚼できていない。

なおきさんのブログ : [読書]『社会とは何か』ー社会の内と外の関係性を解く (via nakano)